眼科医の目(白内障手術 緑内障診療の長崎市中村眼科)

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2008年 11月 13日

OCT(光干渉断層計)の検査とは?

医学用語はわかり難いと言っていて OCTと言っても一般には分からないと思いますので
解説しときます。

OCT(光干渉断層計)の検査とは?


この検査で分かることは  主に網膜の断面と視神経線維の厚みで 3D(立体画像)表示もできます。

 OCTは、眼の奥にある網膜を輪切りにした画像を撮影します。
網膜の黄斑部(ものを見る中心部)などの画像を撮ることで、加齢性黄斑変性や、糖尿病黄斑症、網膜静脈閉塞症、ぶどう膜炎などによる黄斑浮腫や出血の診断
・経過観察などに用いられます。また、網膜の視神経の厚みも測定できるため、
緑内障の診断や経過観察にも有用です。OCTは短時間で画像の測定と解析が
でき、患者様への負担も少なくてすみます。

海の様子を飛行機から見ても海中にどんな魚がいるのが海底は岩場なのか
砂場なのか 海草が生えているのか など分からないように 普通の眼底検査とOCT
検査の情報量は差があることがよくあります。
OCT(光干渉断層計)の検査とは?_b0101661_23374991.jpg


by n-ganka | 2008-11-13 23:30


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