眼科医の目(白内障手術 緑内障診療の長崎市中村眼科)

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2006年 06月 21日

気象予報士って案外楽しそう

 何かと話題のNHKのテレビ番組に 家族に乾杯という番組があります。私 中村充利 院長は普段家ではほとんど テレビは見ませんが この番組は よく行く スポーツジムのストッレチ中に流されていて 見ています。あるとき都知事の息子で気象予報士の石原良純がゲストでメインのつるべーと ロケ先でからむ冒頭のシーンで 天気がいまいちパッとしないのを評して正確には覚えていませんが「天気よくないですねー。僕の予想ではもう少し いい天気で 気温も高いはずだったのになー」と言いました。スタジオの エキストラ達は 大うけに受けて 大爆笑になりました。天気予報はよく当たるようになりましたが それでも みなどこがに はずれてもしょうがない、予報は予想 正確に判るはずはないと了解できているようです。
 ところが 病気になれば どうでしょう?あまり検査が済んでいない段階でも どのくらいで なおりますか?手術したら 視力はいくらになりますか?このまま 何もしないと 1年後は どうなりますか?と 先を急ぐかのように 初診の際未来を 正確に予想することを医師に求める方が まれではありません。もちろんすぐに正確に予想でき 速やかに 病気が 治癒 回復に向かうことがベストですが 病気の種類は 天気の種類と比べると 無数にあり おまけに程度はさまざまです。 その病人自身のデーターは初診のため僅かしかないケースでも 医師である以上一生懸命過去の他人のデータの集積などから予想し答えようとします。どんなに予想が困難でデーターが少なくとも 予想が外れることは 許されません。予想が外れようなら 石原氏のように受けるどころか大変なことになるかもしれないからです。台風の予想進路も時間とともに刻々と変わります。予想し難い病気病態の場合、時間とともに予想 治療計画を少しずつ変更していかないといけない場合もよくあります。初診の瞬間にはすべての経過は今は予想できないと言った医師は勉強不足でも 藪でもない 正直ものかもしれないんです。

# by n-ganka | 2006-06-21 23:41 | 医療 眼科